コミュ障の風邪ひき
暑い日が続いていますね。
エアコンがかかっていないと夜も眠れなくなってしまましたが、
体が慣れていなかったのでしょう。
エアコンをかけると空気が乾燥するので
それで風邪をひいてしまいました。
風邪といっても、気管支の奥のほうがいがらっぽくなり、
やがて痛みに代わり。
薬を飲んだので幸いそこで収まっていったのですが、
痰が奥のほうに引っ掛かり、なかなか切れない。
結局、ほかの人が聞くととても苦しそうな咳を繰り返している状態になってしまいました。
ただ当人は、熱もなく、ただただ痰が切れないだけの話で、咳の症状ほどには
つらくもなく。
もちろん、こんなことで仕事を休むわけにもいかないし、休むほどに体の調子が悪いわけではないのだけれども、咳といつもと違う声質に周囲が必要以上に気を使ってくださる結果となりました。
ただ、これ私、非常に苦手なんです。
他の人に、心配されたり、配慮されるのが。
なぜか?
それは、日本人は(といっても外国人を詳しく知っているわけではないのですが)相手に対して与えた配慮や心配を、同等の量以上に返されることを無意識のうちに求めているからである。
要は、コミュ障に私にとっては、心配される必要もないことに対して心配された分を、どこかで返していかなくてはならない。このやり取りが苦痛なのである。
自分は、相手に気を使って返していくことが苦手であるし、自分は見返りを求める気持ちは持っていない。だからできることなら、ほっておいてほしいのだ。
相手に返すことができる能力を持つものは、相手からなにがしかの物を受け取ることも苦痛ではないのかもしれないが、返すことができる能力がない私のようなものは、返せないので、相手が与えるものは初めから受け取りたくないのである。
とはいえ、受け取ってしまったものは、どうしようもなく。
どうやって返していこうかと、借りを作ってしまったことが、とても重く重くのしかかっているのである。
コミュ障のSNS
料金未納の督促電話くらいしかかかってこないスマホを一応持っているので、
いつぞや、興味本位で登録してみた。
現在残っているいるのはfacebookとLINEである。
facebookの方はといえば、大学時代の同級生に数名つながったが、最近は自分も相手も投稿せず、ほとんど意味をなしていない状態である。そのくせ、「知り合いかも」と大量の知らない人の情報を送り続けてくるので、面倒な存在になりますますアクセスしていない。
LINEの方はといえば、こちらは、ある特定の気の合う友人との連絡用に登録をしており、本名ではなく、全く違う名前で登録をしている。ので、他の人とつながるつもりもなかったのだが、最初の設定の時に、よくわからないまま自分の携帯番号から自動友達登録することを許可してしまったことがあるため、私の携帯番号を知っている人の何人かは、自動的に友達に登録されてしまっている状態らしい。
さて、先日LINEを通じてメッセージがやってきた。自分の名前を登録していない状態でメッセージを送ってくるとは、ある程度自分のことが誰だかわかった状態なのかと不思議にも思ったが、送ってきた相手は知らない相手ではなかったので、返事を送った。
「知らない相手ではない」という書き方。学生時代の同級生だったが、お互いに考え方が合わなくなり、疎遠、いやはっきり喧嘩別れしたといってもいい相手だろう。
そうはいっても、向こうから普通に送られたメッセージ。無視するわけにもいかんだろうということで友達に追加しやり取りを始めた。
ただ、向こうは、どうやら自分のLINEでの登録名を違う相手だと勘違いしていたようで。やり取りをしていくうちに、自分であることに気づいたらしい。
やり取りの途中でいきなり返信が全く返ってこなくなりました。
まあ、そのままこちらも、非表示にしてほったらかしにしているのですが。
まあ、怒りは沸いてこないけれども、なんというかね。自分から友達申請しておいて、いきなり無視するとかねぇ。間違えましたくらい言えんのかな。いい大人なのに。
で、思ったわけですよ。
相手が見えないネットでのやり取りって、自分の都合でアクセスから遮断することができるのだけれども、その向こうには生身の人間がいるわけで。
そういったことを感じることが、やはり希薄になるんだろうね。ネットを介すると。
でもさ、これが、受け手が非常に屈辱であると感じたら、そりゃあ実際の人間関係のように何らかのリアクションを起こすよねぇ。
先日起きた福岡の事件を思い出しました。
ついつい画面上の文字を見て考えてしまうけれど、その向こうの受け手の気持ちを考えないと、やっぱり怖いよなぁ、と改めて感じたわけです。
やはり、リアルでも、ネットでも、コミュ障の私は、どちらもそんなに活発に活用することはできないようです。
コミュ障のツーリング
30代の頃、夏になると北海道にキャンプツーリングに出かけていた。
人と絡むことが好きではない人間にとって、北海道は魅力的な場所がたくさんある。
美しい自然。雄大な景色。
釧路湿原を、ただただぼーっと眺めて1時間くらい過ごす。
人はいない直線道路をひたすら走る。
離島にわたってゆっくりと島を回る。
夜は、人がいないキャンプ場にテントを張り、夜空を眺めながら一人食事を摂る。
至福の時間を過ごすことができたなぁ。
そして、当時はまだ色々な回り方をしている人がたくさんいた。
「二輪で北海道一周中」というのぼりを立てたリアカーをひいて回っている人。
今日の晩飯に、といって海岸に落ちていた昆布を荷台に括り付け、なびかせながら走っているチャリダー。
「僕の仕事は旅人」と真顔で言っていたお兄ちゃん。
愛すべき「おバカ」が自分も含めてたくさんいたことが何より安心できた部分もあった。
次第に仕事が忙しくなり、北海道に行けなくなり、気が付いたらずいぶんと足が遠のいてしまった。
機会があれば、是非もう一度行ってみたい。テントを積んだバイクで北海道に。
コミュ障中年のひとりの時間の過ごし方
コミュ障の私の家にはテレビがない。芸能、スポーツの話題を会話することがないので、これでも全く問題なく生活できている。
パソコンもない。以前はデスクトップ、プリンタ、スキャナーとセットで持っていたが、ゲームをしなくなり、年賀状を出さなくなり、持ち帰りで仕事をしなくなったので、必要がなくなった。現在は、iPadでネットにつないでせいぜいyahooニュースを見るくらいである。
家にいてもやることがないので、必然的に外に出る。行く当てはない。ただ、その日の気分で、フラフラ出かけるだけである。
しかし、こう考えると、コミュ障はずいぶんと質素に暮らすことができるのだなぁということに気づかされる。それだけ、コミュニケーションを豊かにするには、必要な経費が掛かるということなのであろう。
私は、そういった浮いた経費を旅行に突っ込む。ひとりでいろいろなところに出かける。目的地も予定も決めずに、気分次第でフラフラと。
まるで、自分の生きざまのように。
2018年上半期を振り返る
今週のお題「2018年上半期」
今年ももう半分終わったという事実。
やはり年々過ぎゆく時間が早く感じるのは、
自分が年を取った証拠なのかね。
さて、2018年上半期を振り返ると、
1月 2017年度末にひいた風邪を引きずりボロボロの体調での年明け。結局引きずられて他の所も調子が悪くなり、体調を完全に戻すのに費やした1月だったなぁ。
2月 職場で病休者が出た関係で、急遽仕事が割り当てられて。仕事は忙しかったけれども、それなりに働いている感じがあって、それはそれで悪くなかったかなぁ。私生活では特に特記すべき変化はなし。
3月 初台湾への旅行。行く前はガイドブック見て楽しみにしていたけれども、空港に着いてそこから街中に漂う八角臭にやられて、体調を崩して帰国。景色はきれいなところもあったけれど、食事が撮れなくて、ヘロヘロになって帰国。
4月 安いチケットを抑えるために3月の台湾旅行前に予約したGWの台湾行きの航空券。八角の悪夢があったけれど、航空券を捨てるのももったいないので、2度目の台湾へ。しかし1回目で免疫がついたのか、今回は食事もとれてそれなりに楽しい旅行に。
仕事では新年度で新しいチームでスタートするも、早々にリーダーとは合わないことがわかり、早々に人間関係のさらなる構築をあきらめる。
5月 自覚症状がないものの、定期的に通院している病院での検査結果の数値が悪く、主治医から救急で大きな病院に行くことを指示されること2回。原因はわからず。その後、数値は落ち着いたがあれは何だったのだろう。
6月 雨が少なく、蒸し暑い日が続く中でエアコンが故障。うだるような暑さの中で過ごす。修理を依頼するも、なかなか日程が合わず。
ここまでのことを書くのに、必死で思い出し、考えて書いている。
なんてうっすい上半期なんだろうなぁ。
悲しくなってくる。
今日から始めました。
何故か急に始めてみようという気持ちになり、
この文章を打っている自分が、なぜだか少し不思議な感じがするのですが。
とりあえず、簡単な自己紹介を。
40代の独身男です。一人で過ごすことが大好き。
一週間のサイクルは平日は仕事。土日は一人でフラフラ。
基本このサイクルの繰り返しです。
自他ともに認めるコミュ障です。
今更自分を変えてまで人とうまくやっていくつもりもないので
リアルな人間関係は求めません。
楽しみは、休暇を取っての一人旅行。
ボチボチ書いていければいいかな。