コミュ障のSNS

料金未納の督促電話くらいしかかかってこないスマホを一応持っているので、

いつぞや、興味本位で登録してみた。

現在残っているいるのはfacebookとLINEである。

facebookの方はといえば、大学時代の同級生に数名つながったが、最近は自分も相手も投稿せず、ほとんど意味をなしていない状態である。そのくせ、「知り合いかも」と大量の知らない人の情報を送り続けてくるので、面倒な存在になりますますアクセスしていない。

 

LINEの方はといえば、こちらは、ある特定の気の合う友人との連絡用に登録をしており、本名ではなく、全く違う名前で登録をしている。ので、他の人とつながるつもりもなかったのだが、最初の設定の時に、よくわからないまま自分の携帯番号から自動友達登録することを許可してしまったことがあるため、私の携帯番号を知っている人の何人かは、自動的に友達に登録されてしまっている状態らしい。

 

さて、先日LINEを通じてメッセージがやってきた。自分の名前を登録していない状態でメッセージを送ってくるとは、ある程度自分のことが誰だかわかった状態なのかと不思議にも思ったが、送ってきた相手は知らない相手ではなかったので、返事を送った。

 

「知らない相手ではない」という書き方。学生時代の同級生だったが、お互いに考え方が合わなくなり、疎遠、いやはっきり喧嘩別れしたといってもいい相手だろう。

そうはいっても、向こうから普通に送られたメッセージ。無視するわけにもいかんだろうということで友達に追加しやり取りを始めた。

 

ただ、向こうは、どうやら自分のLINEでの登録名を違う相手だと勘違いしていたようで。やり取りをしていくうちに、自分であることに気づいたらしい。

 

やり取りの途中でいきなり返信が全く返ってこなくなりました。

まあ、そのままこちらも、非表示にしてほったらかしにしているのですが。

 

まあ、怒りは沸いてこないけれども、なんというかね。自分から友達申請しておいて、いきなり無視するとかねぇ。間違えましたくらい言えんのかな。いい大人なのに。

 

で、思ったわけですよ。

相手が見えないネットでのやり取りって、自分の都合でアクセスから遮断することができるのだけれども、その向こうには生身の人間がいるわけで。

そういったことを感じることが、やはり希薄になるんだろうね。ネットを介すると。

でもさ、これが、受け手が非常に屈辱であると感じたら、そりゃあ実際の人間関係のように何らかのリアクションを起こすよねぇ。

 

先日起きた福岡の事件を思い出しました。

ついつい画面上の文字を見て考えてしまうけれど、その向こうの受け手の気持ちを考えないと、やっぱり怖いよなぁ、と改めて感じたわけです。

 

やはり、リアルでも、ネットでも、コミュ障の私は、どちらもそんなに活発に活用することはできないようです。